[黒部渓谷] 黒薙エリアは、熊とヘビに注意が必要?

黒部渓谷トロッコ電車の『黒薙駅』は、黒部渓谷の秘湯「黒薙温泉」へ行く為の駅。その秘湯までの山道を歩く20分のコースと、黒薙川にかかる高さ60mの後曳橋が人気です。

[黒部渓谷] 黒薙エリア

この日は、前日、黒薙温泉までの山道でクマが出たそうで、朝から猟友会の方々がチェックをしている。ということでした。

黒薙駅は、鐘釣駅から34分。宇奈月駅からは24分です。

[黒部渓谷] 黒薙駅

駅のホームは(片側のみで)とっても狭いです。混雑時にホームを歩くのは大変そうですね…

[黒部渓谷] 黒薙駅のホーム

トイレは男女1つずつありましたが、ちょっと狭そうなので、どうでしょうね…(私は我慢しました)

宇奈月温泉の源泉地でもある黒薙温泉までは、山道を歩いて20分。

[黒部渓谷] 黒薙温泉の看板

電車が出発した後、駅員さんの指示に従い、ここを渡って温泉方面に向かいます。

[黒部渓谷] 黒薙駅のホーム

線路を渡ると、けっこう急な階段が…

[黒部渓谷] 黒薙温泉へ向かう階段

黒部渓谷… 欅平、鐘釣、黒薙と、ここまでずーっとキツい階段が登場し、太ももがパンパンです (/o\)

けっこう高い場所まで上って来ました。

[黒部渓谷] 黒薙温泉へ向かう階段

人が一人すれ違うのが精一杯… というような山道を歩き始め、すぐ右側に『後曳橋』が見えました。

[黒部渓谷] 後曳橋

後曳(あとびき)橋とは、その高さ(深さ)に驚いて、思わず後ずさりをする。というところから付いた名前だそうです。

[黒部渓谷] 後曳橋

少し歩くと『水路橋』が見えてきました。
もう少し先まで歩いて、遠くから渓谷に架かるこの水路橋の写真を撮るのが目的でしたが… やむを得ない理由で、途中でUターンすることとなりました。

[黒部渓谷] 黒薙エリアの水路橋

10分ほど歩いたところで、黒いヘビ(柄アリ)が道の真ん中にとぐろを巻いていたので、怖くてすぐに引き返しました(逃げ戻りました)。

この写真奥の、少し低い場所(おそらく河原付近)から写真を撮りたかったのですが、残念。。 黒薙温泉にも行けませんでした (TーT)

[黒部渓谷] 黒薙駅近くの水路橋

また、前日クマが出た。という情報もあったので、ちょっとした(枯葉とかの)音を聞いただけでもビク!っとして、さすがに怖かったです。※他に人もいなかったので、これ以上先に進む勇気が出ませんでした

急いで駅に戻ると、ちょうどテスト車?が通過する。ということで、高い場所(階段上)から列車の写真を撮ることができました (^-^)

[黒部渓谷] 黒薙駅を通過するトロッコ電車

後曳橋… 高さ60mということですが、乗ってる時下を見なかったので、そのスゴさは分かりません…

[黒部渓谷] 黒薙駅手前の後曳橋

ただ、トンネルから電車が顔を出すシーンは、やっぱり、なんかカッコイイと思います♪

[黒部渓谷] 後曳橋から黒薙駅へ向かうトロッコ電車

ここ(後曳橋)は、自分が乗る時に"橋を渡る写真"が撮れるので、いいですね。

[黒部渓谷] 後曳橋から黒薙駅へ向かうトロッコ電車

この駅で乗車券を買うことは出来ませんので、駅員さんに声をかけ「整理券」をもらう必要があります

ただ、終点(宇奈月駅)の前の駅なので、けっこうな人が乗ってました。
混雑時には、席を詰めてもらうようお願いする必要がありそうですね。

[黒部渓谷] 黒薙駅に入るトロッコ電車

次の列車が来るまでの時間で黒薙温泉まで行って戻ってこよう!と思って歩き出した黒薙エリアですが、大嫌いなヘビの出現により、目的が果たせず、本当に残念でした。

ただ、地元の方は「別に何もない(場所)ですよ」と言っていたので、そんなに無理する必要もないかな… なんて思ったりもしました (:^_^A

写真は全て2020年10月2日に撮ったものです。