[京都] 貴船神社の紅葉
京の奥座敷・貴船にある「貴船神社」は、水の神・縁結びの神として有名。少し遠い場所にありますが、赤い灯篭が連なる景観も含め、一度は行ってみたい… ちょっと憧れの神社かもしれません。
貴船神社へは… 叡山電鉄の「貴船口駅」から、歩くと30分ほどかかるそうです。なので、混雑しててもバスに乗るのが賢明だと思います。
貴船口駅に到着した叡山電車。
貴船口駅のコインロッカー。数は少ないですが設置されてるようです。
貴船口駅は、思ってたより小さい駅でした。
貴船口駅を出てすぐの所に「貴船行き」のバス停があります。
駅から神社までは歩くと30分以上かかります。バスの車窓からは、特に「すごい!」と思うような紅葉も見られませんでしたし、道路も狭いので、秋冬は、できればバスで行くことをおすすめします。
貴船バス停から、貴船神社までは歩いて5分くらい。
いくつかのお店を通り過ぎると、二の鳥居が見えてきます。
鮮やかな朱色の灯篭が続く参道(有名な石段)。
紅葉時期は、人がいない時間帯はないのではないかと思います。
神聖な空気を感じながら石段を上り、本宮へ着くと、この景色…(゜∀゜
本宮の窓に映り込む紅葉もキレイでした。
貴船神社は、絵馬発祥の地。もみじ絵馬は秋限定だそうです(500円)。
本宮(ほんぐう)に祀られているのは、水を司る神・高龗神(たかおかみのかみ)。
当たると評判の「水占いみくじ」をしている男子高生たち。
本宮の境内にそびえ立つ巨大なご神木の桂。見事でした…
休憩所「龍船閣」から見る紅葉も美しい!
下の道路から見る龍船閣と紅葉の景色もステキ♪
本宮を後にし、次は奥宮(おくのみや)へ向かいましょう。
正しい参拝順序は、本宮ー奥宮ー結社になるそうです。
結社(中宮)を過ぎた所。
※2017年10月の台風21〜23号の爪痕がそこここで見られました。
奥宮(おくのみや)の鳥居。
奥宮の参道。
参道脇の苔もなんだかいい感じです♪
清々しい空気と森のパワーを感じながら進むと…
左手に手水石、正面に朱色が鮮やかな奥宮の「神門」が迎えてくれます。
神門をくぐると、すぐ左手に、ご神木の「連理の杉」があります。
これは、杉の木とカエデの木が合体した珍しい木です。
奥宮の本殿は、パワースポットと言われています。 ご祭神は高龗神。
本殿の下に龍穴があり、そこから気が上がって来るということです。
最後に、奥宮から結社(ゆいのやしろ)へ戻りましょう。
結社は、本宮と奥宮の中間にあることから、中宮(なかみや)とも呼ばれています。
結社の境内。この石段と赤い灯籠の感じがすごくイイ!
結社には、磐長姫命(いわながひめのみこと)が祀られていて、古くから縁結びの神として知られています。
こちらは「結び文」を書く場所。
この「結び文」にお願いごとを書いて祈願すると、ご縁が得られると人気だそうです。
願いが込められた結び文。自分の願いを書いた紙を結ぶのというのは珍しいですね…
昔は境内に生えている葉っぱを結んだそうですが、社の維持の為に「結び文」が用意されたのだそうです。
夏にはこの場所から川床が見られるのでしょうか…
貴船のバス停(京都バス)。
貴船口のバス停から先に進んだ所にある「梶取橋」。
その先にあるのが、一の鳥居。 ※京都バス52系統の貴船口バス停がら撮影
このバス停から「大原行き」「国際会館行き」バスに乗ることが出来ます。
きふねは「気生根」と書くこともあるそうで、この貴船神社は『水の神が鎮まるところ=気力が生まれるところ』とされ、元気になると運も開けるということで、「様々な願いごとを聞いてくれる神様」と言われるようになったそうです。
- アクセス
- ① 叡山電車「出町柳駅」から叡山線・鞍馬山行き(約30分)乗車「貴船口駅」下車 ② 貴船口駅前バス停から「京都バス33 貴船行き」バスに乗り「貴船バス停」下車 徒歩5分
- 時間
- 5月1日~11月30日 6:00~20:00
2月1日~4月30日 6:00~18:00 - WEBサイト
- http://kifunejinja.jp/
写真は全て2017年11月13日に撮ったものです。