[広島] 広島城と護国神社
戦国時代末期に築城された広島城は、原爆によって全ての建物が倒壊しましたが、1958年に天守閣が再建され、現在は広島の歴史を紹介する博物館となっているようです。

広島城は、別名・鯉城(りじょう)と呼ばれています。
広島中央公園にある「花の精」前の広場から見える広島城天守閣。

御門橋と表御門(平櫓)。

史跡広島城跡 敷地図。

御門橋と表御門。

表御門をくぐると、二の丸跡。

櫓部分は、内部が無料で公開されています。

この二の丸エリアは馬出(うまだし)と呼ばれていたそうです。

出入口を守ると同時に、外部へ出撃する際の拠点としての役割も果たしていたそうです。
中御門跡。石垣には被爆時の火災によって変色している石がありました。

中御門跡を過ぎると、目の前に「本丸下段」エリアが現れます。

奥に見える建物は「広島護国神社」です。
明治元年の戊辰(ぼしん)戦争で戦没した広島藩士を祀る為に建立された「広島護国神社」。

その後の戦争で戦没した約9万柱もの英霊が祀られているそうです。

原爆で消失しましたが、1956年に、広島城跡内に再建されました。
昇鯉(しょうり)の像。

鯉の絵馬は2種類ありました。[左] 双鯉 [右] 昇鯉。 ※2016年

護国神社の鳥居前にある売店横の石段を上ると「本丸上段」エリアになります。

本丸上段エリアの中央部分を過ぎたあたりで、ようやく天守閣の屋根が見えてきます。

この石段を上ると、天守閣…

石段の中段あたりから見た天守閣。 外壁が木で造られていて渋いです…!!!

現在の建物は三代目だそうです。※2017年時点
広島城天守閣の内部は資料館。 観覧券は370円(大人)。

天守閣の五層目は展望室になっています。

その展望室から見た石段(入口前)。

広島城の天守閣は「二度と倒壊することのないように!」と鉄筋コンクリート製の天守として建て替えられたそうです。
写真は全て2016年7月20日に撮ったものです。