[広島] 呉「大和ミュージアム」は戦争資料館のよう…
大和ミュージアムは、戦争と造船・科学技術の展示を中心とする歴史科学館で、正式名称は「呉市海事歴史科学館」だそうです。
呉海軍工廠で造られた最大の船『戦艦大和』の模型が展示されていることで有名です。
大和ミュージアムの外にあるレンガパーク。
戦艦陸奥の主砲身、スクリュー、主舵などの引揚品が展示されています。
2005年4月に開館した呉市海事歴史科学館。
館内での飲食・、ペットの入館、動画撮影と一部資料の撮影は禁止です。
1F[A] 呉の歴史のエリアでは、東洋一の軍港となった呉の歴史が紹介されています。
呉空爆、呉と原爆… 戦時下の呉の様子をパネルで振り返るコーナー。
呉海軍工廠で建造された全艦艇(133隻)の一覧。
1F [B] 大型資料展示室。
こちらには、ゼロ戦や人間魚雷などが展示されています。
零式艦上戦闘機六二型の部品紹介パネル。
琵琶湖に不時着し、水没していたゼロ戦を復元したそうです。
1F 大和ひろば。 全長26.3mある戦艦「大和」。
設計図・写真・調査映像などを元に再現した1/10戦艦「大和」。
近くで見ると、乗組員(人形)がいるのが見えます。
戦艦「大和」は1945年4月に沈没し、約3000人の乗組員が戦死したそうです。
港側は開放感のある大きな窓。
4Fの展望テラスからは呉港が一望できます。
建物の裏手(海側)には、大和波止場があります。
戦艦「大和」前甲板の左半分が実寸大で表現されているそうです。
これは、大和の艦橋(かんきょう)という指揮所の再現。
その説明パネル。
戦艦大和の甲板を実寸大で表現した波止場。
大和の大きさが分かり、ちょっとブルッときました。
アメリカ軍の攻撃を受け沈没した戦艦大和の説明パネル。
戦艦「大和」46センチ主砲の形も(おそらく)実寸台で描かれています。
海に一番近い場所に、大和の船首部分も再現されています。
誓いの錨(左)と主錨。
誓いの錨に刻まれている文章がちょっとぐっとくるので、是非見に行ってみてください。
大和ミュージアムへは「戦艦大和の(ちょっと大きめの)模型が見れる!」という程度の知識で向かいましたが、実際は「戦争資料館」のような感じでした。操縦席の狭いゼロ戦や人間魚雷などもあり、なかなかツライものもありました。
- 住所
- 広島県呉市宝5-20
- 電話
- 0823-25-3017
- 時間
- 9:00~18:00
- 入館料
- 500円(大人)
- アクセス
- JR呉駅より徒歩3分
- WEBサイト
- http://yamato-museum.com/
写真は全て2016年7月21日に撮ったものです。