☆広島ひとり旅② 尾道＆瀬戸田

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広島ひとり旅☆2日目は、この旅の一番の気になるスポットで、一番の頑張りどころとなる瀬戸田の未来心の丘♪

そして、ずっと憧れてた尾道の町歩きへGO！ ☆ 2016/07/18〜07/21

広島バスセンターから8:45分発のフラワーライナー（広島～尾道線）に乗り、10:30出航の船を目指します。

バスは予定通り10時ちょいに尾道駅に到着。前日、何度も電車に乗って疲れたので、バス1本で目的地に着いたのは、かなりラクでした(^-^)

ただ、着いた尾道駅は、自分が想像してたより遥かに近代的というか、都会的というか… ちょっと「古い町」を想像してたので、イメージと違いました(^_^;　※これからまたリニューアルが行われ、もっと近代的になるそうです。

尾道駅の前は海。　おかげで船の発着場もすぐに分かりました。
私が乗ったのは瀬戸内クルージングの「尾道～瀬戸田航路」。

船はだいたい40分ほど。
長いといえば長いですが、天気がよくて暑かった為、海風がめちゃめちゃ気持ちよくて… これだけで「よかった〜(*´∀`*)」と思える感じでした。

本当は昨日来る予定でいましたが、混んでると思い今日に変更。
フェリーのお兄さんに聞いたら「昨日は混み混みで、立ち乗りだった」とのこと。ズラしてよかったぁ… と大安堵した瞬間でした。

こちらが瀬戸田の港。
とても小さい町（島）という感じで、人も歩いてなくて… 期待感が高まります！

母の寺と呼ばれる耕三寺へ

船を降り、ゆっくり歩いて20分ほどで目的地「耕三寺」に到着。
こちらで拝観料1,400円を払い、境内へ…！

行く前は1,400円なんて高いなぁ…！（これまで一番高かったのは日光東照宮の1,300円）と思ってましたが、まぁまぁ… さすがに中は豪華なラインナップでした。これは維持費もかかるし職人さんも必要だなぁ… と思いました。

この… 遠い場所に来ようと思った理由は、未来心の丘の美しい風景を撮りたかったこともありますが、この耕三寺（こうさんじ）が母親の為に作られたお寺だと知ったからです。
私は20代で母親を亡くし、その後10年以上悲しみから立ち直れずにいましたが、最近よくひとり旅をするようになり「母さんと一緒に来たかったなぁ〜、連れて来たかったなぁ〜」と思うようになりました。で、今年から母親の古い写真をスマホに取り込み、観光地の景色に向けそのスマホをかざし母に見せるようにしています。

そんな、母への想いが重なり、耕三寺…　とても惹かれました。

これが、西の日光と言われるところですね…

こちらの和尚の強い情熱を感じました。

ここから先がが未来心の丘。

平日にして正解！未来心の丘

前日「3連休の最終日、恐らく激混みだろうなぁ…」と思い、1日ズラすことに決め、平日を選んできましたが、大正解でした。　おかげで人っこ一人いない未来心の丘の写真を撮ることが出来ましたヾ(≧へ≦)〃

人がいても全然いいんですが…　あまり多いと、顔にボカしを入れる作業が意外にしんどいので、やはり少ない方が助かります...(-＿-;)

未来心の丘… から見える港。

自分の写真を撮るのが好きな方、ポーズを取って「っぽく撮るのが好き」な方、「なりきりポーズが出来る方」には、サイコーの場所じゃないかと思います。

※モデル張りにポーズを撮っていた高齢者をぱちり♪

ここに来た人なら、誰でも立ち寄るであろう喫茶店。

暑さもあり、私はレモンスカッシュを頼みましたが…　さすがこの島の名物（レモンの産地）だけあって、これまで飲んだどのレモンスカッシュよりパンチが効いて美味しかったです！(^∇^)　写真撮るの忘れて大･後･悔！

こちら、耕三寺境内にある「釈迦如来座像」様ですが…　靴を脱いで畳に上がって参拝するという珍しいスタイルで…　畳にヒザをついてお祈りする… という「お寺らしい 」方法がとても新鮮で、懐かしさを感じ…　出た後とっても満足感がありました。

境内は意外に広く、ゆっくり見て回ると2〜3時間は必要かと思います

耕三寺を後にし、町で見たMAPにあった三重塔に行こうと思っていましたが、かなり坂を上らなければいけないことが（プチ登山だと）分かり、帰りの船に間に合わないと思い、断念。事前に知っていたら、もう少し耕三寺を早く見て、こちらにも行けるように急いだのに… 残念です。

帰りの船に、元宝塚の前田美波里さんが乗っていました。この辺に超〜詳しそうでした。

尾道は甘くなかった…

尾道に戻った頃には既に足腰ガクガクだった為、行けたら行ってみよう！と思っていた「七佛めぐり」を完全に諦め、ロープウェイで千光寺にだけ上ってみることに。

しかし、このロープウェイ乗場までが遠くて（日差しもあって）ヘロヘロ…

暑さと疲労もあって…　本来寺社仏閣大好きなハズが、いまいちピンとこないまま下山。山頂から千光寺に下りる道が、かなりキツくて、泣きそうになりました。

その上、千光寺から町に下りる道も、傾斜がキツく、ヒザにきました(ノ_<。)

町に下りる途中で見かけた猫の細道。

猫ずきだったので期待してましたが、見かけたのは1匹だけでした(-＿-;)

ずっと心残りだった原爆ドームへ

尾道発16:35のバスに乗って広島へ戻り、日暮れ前に原爆ドームへ立ち寄りました。

広島は20年ぶりくらいになりますが、20年前は広島アジア大会でバレーボールを応援しに来ていて、自由席な為、毎日交代で徹夜で並んでいた…という理由で、観光が全く出来ず、遠くから見えるこの原爆ドームに手を合わせに来る。ということも出来ないままバタバタと帰京。なので、ずっと申し訳ない…というか、心残りでした。

今回、ようやくこの前に立つことが出来て、本当に嬉しかったです。
が、今までテレビで見たりして、想像してたソレに比べ…　とても小さいことに驚き、見た瞬間ドワーって感じで涙が出ました。

なんでしょう…　ずっと会ってなかった祖母がとても小さくなったような… そんな感覚に（瞬時に）襲われた。という感じです。

…という感じで、2日目はずっと憧れてた尾道へ行けたわけですが、少し前に「未来心の丘」の存在を知り、そこに行く為には時間がなくなることが分かり、憧れだった尾道は半分以上諦めていました。※広島から遠いし交通費も高い… ってことでまた来るのは無理。

しかし、実際行ってみて…　その、ウワサに聞いていた坂道が、想像を遥かに越える険しさだったことを知り、自分の考えが甘かった。と痛感。

もし時間があったとしても、3社ほどでバテてたでしょう。　道ですれ違う方たちも、皆険しい表情をし、汗を拭きながら歩かれておりました。

なので、これから尾道に向かう方は、覚悟してお出かけください。

足腰が本当に丈夫で、普段から何キロも歩いてるような人、普段から坂道を毎日上り下りしてる人なら大丈夫だと思いますが…

…というわけで、憧れの尾道は、運動不足の私には、高い壁… でした(-＿-;)