出雲ひとり旅 ③ 熊野・神魂・八重垣神社へ
神話の国「出雲」ひとり旅。
美保神社(前日)と出雲大社で両参りを果たした後は、熊野大社・神魂・八重垣神社へ。
美保神社と出雲大社の写真レビューは ▷ 出雲ひとり旅 ① 出雲大社と両参りの美保神社へで!
八重垣神社以外は元々予定になかった場所ですが…
前日、美保神社鳥居横の喫茶店(喫茶クリフネさん)で見た雑誌・DeAGOSTINIの『日本の神社』に、美保神社と並んで紹介されていたのが「熊野大社」と「佐太神社」でした。
そして、その写真を見てるうちに「これは行かなくては!」と思い、その日の夜慌てて行き方を調べたのです。※やっぱノートPC背負って来てよかった〜(/o\)と痛感しました。
…ということで、出雲大社からまた1時間かけて松江しんじ湖駅に戻り、そこから(4番のりば)大庭・八雲行きバスに乗り、まずは熊野大社を目指します。
熊野大社へ… 松江駅から乗る場合は4番のりばです。
バスは、けっこうな時間乗ってた気がしますが、13:18に発車し、おそらく予定通り14:25には八雲車庫に着いたと思います。 ► 熊野大社へのバスの便(PDF)
美保関と同じく、こちらも「八雲車庫」と「八雲バスターミナル」は同じ建物です。
そして、乗り換える「八雲コミュニティバス」も、同じくマイクロです。
※ひとつ違ったのは、こちら八雲のバスでは一切アナウンスがなかったことでしょうか…
熊野大社でバスを下りると、急にひんやり感じました。
こちらは、出雲大社に比べると小ぶりに感じましたが、随神門と拝殿の2カ所に大注連縄がかかっていて、それがカッコよかったです。
堂々とした佇まいなんだけど、なんか素朴な… そしてとても厳しい… そんな感じがするのは、場所柄でしょうか…
松江に戻る為、また「八雲コミュニティバス」に乗り、八雲車庫でバスを下りようとしたら、1時間ほど前に『松江に戻らず八重垣神社に行く(効率のよい)方法はないものか』と訪ねたバスの運転手さんが『風土記の丘入口バス停で下りると、神魂神社に寄って八重垣神社に行く道が(たぶん)あるよ』と、わざわざ声をかけてくれました(゜∀゜
こちらが『風土記の丘入口』バス停。
行きのバスの中からも見えていて、「国宝」と「神の魂」という文字がすごく気になってました。なので、思いがけず行くことになり、急にワクワク度上昇!(≧▽≦)
バスを下り、このような景色が広がる為(神社らしき建物も見えず)一瞬ひるみますが、途中で地元の人に声をかけ、場所を教えてもらい、だいぶ気持ちがラクになりました。
この鳥居が見えた時は、けっこうな感動でした!
参道は、自然石を積み上げたような階段が続きます。
上る時より、下る時の方が、足にきます。
こちらが神魂神社(かもすじんじゃ)。
言い方悪いかもしれませんが、めちゃめちゃ渋い神社でした!
出発前には存在すら知らなかった場所に立ってることに、また(なんだか)ご縁を感じました。☆こちらにも天照大神がいらしたので、今回の「出雲旅行の天気/松江の天気」をお願いしたことに対しての感謝を伝えました。
3日間「雨マーク」が続いていたので、急遽2日前に「東京大神宮」に立ち寄り、この3日間で、1日でもいいので太陽をお願いします(ー人ー)とお祈りしてから来たのです。※この日は晴天デシタ(^∇^)
神魂神社でお詣りをした後は、いよいよ八重垣神社まで歩く方法を見つけなければなりません! が、そんなヒントが書いてある看板などは見当たらず… 仕方なく民家の方まで歩き、外に出ていた地元の人に道をたずね『茶色い舗装の道を行けば着く』ということを教えてもらいました。
それが『はにわロード』という、散策道でした。
あまりにも情報がなく、スマホで検索してもヒントらしいヒントも見つからなかったので、けっこうな心配を抱えての出発となりましたが、地元の人が教えてくれた通り、茶色い道を進んだらちゃんと着きました(^∇^)
★親切なおばさんが「車に乗してってやろうか?」と何度も言ってくれて… 嬉しかったです(TーT)
この埴輪が見えたら、あとは下り坂。
少し下ると民家が見えてきて… かなり安堵(^_^;
はにわロードは、軽い小山を越えた感じでしたが、周りの風景のおかげもありとても気持ちいいハイキングといった感じでした。
※私の重たい足で30分ちょいちょいだったと思います(バスを待つよりずっと早かったデス)
今回、行く予定のなかった神魂神社(かもす)と、はにわロードがかなりよかったデス!
この2つを教えてくれた地元の方との出会いが、もしかしたら出雲のご縁なのかもしれません。
写真は全て2016年2月28日に撮ったものです。