[那覇] 福州園と孔子廟
那覇市内にある「福州園」は、那覇の市制70周年記念と、福州市(姉妹都市)との友好都市10周年を記念して、福州側の資材・設計・加工で1992年に完成したそうです。
モノレール旭橋前のホテルから、歩いて15分ほどの場所にありました。
沖縄の市街地に突然「中国らしい城壁」が現れます。
こちらが入口である「大門」。ここから、白壁に包まれた8500㎡の庭園に入ります。
「大門」前にいらっしゃる石獅子。口の中に丸い石が入っていました。
順路を進んで行くと、いかにも「中国」らしい廊下が続きます。
池の上に建てられている建物が、中国らしい…
御影石で造られた「保聖塔」。八角形で八重の塔だそうです。
こちらは「東冶堂」。4本ある柱には、見事な龍の彫刻がほどこされていました。
東側にある池「桃花渓(とうかけい)」。手前の建物は「知春亭」というそうです。
大昔、ドラマ「西遊記」で見たような景色が広がり、変な懐かしさに包まれました(^∇^)
池の入口にある、円形の(とてもかわいらしい形をした)門は「方亭門」。
建物の名前は分かりませんが、ハイビスカスがかわいかったので…
園内に作られた人工の山「冶山」のふもとに立つ中国の詩人「李白」の石像。
冶山という山の頂上にある「冶亭」。
30分くらいで一周できたと思います。
小高い山の上に建つ「清晏亭」。
福州園のお隣(裏手)には「久米孔子廟」があります。
こちらが久米孔子廟の「至聖門」。中央の扉は孔子の為のもので、私達は脇の門から入ります。
門を入ると、正面に「大成殿」があります。赤い琉球瓦がとてもキレイでした。
中央には孔子像がありました。観光客の他に、合格の祈願に多数の人が訪れるそうです。
遠い昔、沖縄と中国の関係は、沖縄と日本の関係よりも強いものがあった… と、以前歴史番組で見て驚いたことを覚えていますが、実際沖縄に来てそれを体感する場所がたくさんありました。「福州園」と「久米孔子廟」もそのひとつでした。
- 住所
- 縄県那覇市久米2−29−19
- 電話
- 098-869-5384
- 時間
- 9:00~18:00
- 入園料
- 200円(大人)
- アクセス
- モノレール「県庁前駅」より徒歩10分
- WEBサイト
- https://www.naha-navi.or.jp/fukusyu-en/(NAHANAVI)
写真は全て2014年11月20日に撮ったものです。